【ワタミ】介護事業撤退もリスク分散のM&Aで復活か? 今後に注目
2015年10月2日、ワタミは「ワタミの介護」の売却を決めた。譲渡先は損保ジャパン日本興亜ホールディングス。ワタミのこれまでのM&A戦略を振り返る。
M&A Online
| 2015/12/8
2015.12.08
合併・再編を繰り返し誕生したLIXILグループ
M&Aを繰り返して事業領域を広げ、住生活産業に関わる子会社208社、関連会社85社(2015年3月末時点)を傘下に持つLIXILグループ<5938>は、業界では国内最大級の企業である。
同グループは、INAXトステム・ホールディングス(2001年)、住生活グループ(04年)を経て、11年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業(製造部門を除く)、東洋エクステリアのメーカー5社が統合し誕生した...
2015年10月2日、ワタミは「ワタミの介護」の売却を決めた。譲渡先は損保ジャパン日本興亜ホールディングス。ワタミのこれまでのM&A戦略を振り返る。
テンプスタッフは、積極的にM&Aを実行している企業の一つである。上場前から活発にM&Aを行っていたが、当時のM&Aは主にフランチャイジーを整理するためと見られる合併や買収であった。