仮想通貨を巡ってはメガバンクやLINEやヤフーなどの大手の動きが活発になってきた。
銀行はマイナス金利政策によって、利益を出しにくい状況にある。これに加え仮想通貨による決済などが広まると、銀行業そのものが成り立たなくなる危険性がある。そこで銀行みずから仮想通貨を取り込もうという動きが表面化しているわけだ。
三菱UFJ銀行は仮想通貨のリップル(XRP)を用いて国際送金の実証実験を始めた...
近鉄エクスプレスは今年創業70年。航空貨物輸送、海上貨物輸送、ロジスティクスを3本柱に日本を代表する国際貨物専門企業だ。本格的な企業買収と無縁だった同社が大勝負に出たのは3年前。売上高の半分近い1400億円を投じた海外M&Aのその後は?
エア・ウォーターが産業ガスメーカーと呼ばれなくなる日が近づいてきたようだ。祖業である産業ガスの売上高に占める割合が20 % ほどに低下しており、さらに発電事業に戦略的に投資する計画を表明するなど、脱産業ガスの流れが加速しているからだ。
世界最大の板ガラスメーカー・旭硝子が積極的なM&Aに乗り出している。しかも、全くの畑違いの異業種で、だ。装置産業であるガラスメーカーだけに、得意の板ガラスへ経営資源を集中して生産量でライバルを凌駕するのが最適に思えるが、同社の選択は違った。