【戦略的マイノリティー出資のPMIのポイント】「段階取得」が有効な場合の条件とは?

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段階取得が有効な場合は…?(写真はイメージです)

前回連載まで、「PMIの10の活動」のうち、「(8)単年度計画・中計の精査・実行」まで解説した。最終回である今回は、残る「(9)文化の共有」「(10)ガバナンスの構築」について、解説する。特に「段階取得」の場合に焦点を当て、リクルートホールディングス(HD)の「二段階アプローチ」の事例をもとに、「段階取得が有効な場合の条件」を考察したい。

文化とガバナンスはマジョリティー取得後を見据えて仕込む

「文化の共有」や「ガバナンスの構築」は、マジョリティー取得の場合であれば、会社によってスタンスは異なれど、必ず検討すべきものだろう...

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