中小企業のPMIには強い信念が必要「クレストHD」の望田竜太取締役が助言
クレストホールディングスの望田竜太取締役が、中小企業の事業承継PMIでは「強い信念も持って、経営手法やデジタルツールを使いこなす知識と経験を多く持つことが必要」とアドバイスする。
M&A Online
| 2020/3/13
2020.03.13
一般論として、M&Aの失敗の要因は、そもそものM&Aの目的や戦略が曖昧、検証が不十分など株式取得前の「前工程」に問題があったか、株式取得後の戦略の実行体制・計画が不十分だったなど「後工程」に問題があったか、いずれかに大別される。
経験上、マジョリティー出資の場合は、仮に前工程に不備があっても、PMIの力の入れ具合によっては、後工程で巻き返すことも可能だと感じている...
クレストホールディングスの望田竜太取締役が、中小企業の事業承継PMIでは「強い信念も持って、経営手法やデジタルツールを使いこなす知識と経験を多く持つことが必要」とアドバイスする。
今回は「守り」の水平統合、いわゆる業界再編型のコスト効率化を目指すM&Aの特徴やトランザクション実行段階、PMI段階でどのような困難や留意点が生じ得るのかを整理してみたいと思います。
「株式交換」とは別の会社の株式と交換することで子会社化するM&Aの手法です。株式譲渡と似ていますが、株式交換は一般的に対価として自社の株式を交付するため、買収資金が必要ありません。