【公認会計士監修】現物出資(げんぶつしゅっし)|手法解説
現金以外の財産で出資することを「現物出資」といいますが、M&Aを実施する手法としても、現物出資が可能です。ここでは、現物出資による事業の買収を図解で説明します。
M&A Online
| 2019/3/4
2019.03.04
今回のコラムでは、大型クロスボーダーM&Aに多い、「市場獲得型水平統合型のM&A」について、その特徴と買収上の留意点について整理してみたいと思います。
水平統合型の買収とは、すなわち同業他社の買収を意味します。もちろん同業といっても、全く同じ事業を営んでいる会社は厳密にはこの世にはなく、またコア事業の売上、利益比率も当然異なります。しかし、ここでは、その会社のコア事業が類似する企業をイメージして、同業他社として議論を進めます。
下記図1-①を指します...
現金以外の財産で出資することを「現物出資」といいますが、M&Aを実施する手法としても、現物出資が可能です。ここでは、現物出資による事業の買収を図解で説明します。
「事業譲渡」は、M&Aでよく使われる代表的な手法です。必要な資産のみを譲り受けることが出来るのが、最大のメリットです。