大量の株式を短期間に取得するために必要なTOB

TOBは、「株式公開買付け(「Takeover Bid」または「Tender Offer」)」とも呼ばれており、大量の株式を短期間に取得するために、新聞公告等を行い、株式市場外で対象企業の株主から直接株式の買い付けを行うことをいいます。

【図解】TOB株式公開買付け)の流れ

株式の買い集めについて対象企業の経営陣の了承を得ているかどうかにより、友好的TOBと敵対的TOBとに分かれます。

公募期間は最長で営業日60日以内で、買付け後の株式等所有割合が2/3以上となった場合、買付者は応募のあった株式を全て買い取らなければならない(全部買付義務)とされています(金商法27条の2)。なお「TOBへの応募株数が予定株数を超える場合は、その超える部分は買い付けはしない」と全株買付をしない条件付きのTOBも可能です。

TOBに関する開示書類は、「公開買付届出書」、「意見表明報告書」、「公開買付報告書」などがあり、それぞれ「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」(通称:EDINET)で閲覧することができます。

文:M&A Online編集部