【公認会計士監修】M&A手法解説「MBO(エムビーオー)」
「MBO(エムビーオー)」とは、Management Buyout(マネジメント・バイアウト)の略であり、企業や事業部門の経営陣が、会社や事業部門を買い取り、経営権を獲得することをいいます。M&Aの手法のひとつであり、買い手が経営者自身であるものと言い換えることもできます。
MBOには大きく分けて、2つの形があります...
会社法で定められている会社の種類は株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の4つです。本稿では、組織再編の中でも「合併」の場合に焦点を当てつつ、異なる種類の会社間における組織再編の可否と特徴について紹介したいと思います。
中小企業のM&Aにおいて、M&Aを成功させるには従業員や取引先がそのまま引き継がれることが大前提となります。「会社が買収されました」と事務的な報告のみで社長が会社を去ったとある会社では、退職者が相次いだそうです。
首都圏や中部地方を中心に学習塾を展開する湘南ゼミナールが2017年7月5日付でMEBOの実施を発表した。MEBO(Management and Employee Buy Out)は、経営陣と従業員が一体となって自社の経営権を取得する手法であるが、その活用事例は決して多いとはいえない。そこで今回は、このMEBOという手法に迫ってみたいと思う。