SHIFT＜3697＞、ゲームデバッグ事業を主力とするKINSHAを子会社化

SHIFTは傘下企業を通じて、ゲームのデバッグ（ゲームソフトの不具合検出）事業を主力とするKINSHA（京都市。売上高10億5000万円、営業利益△1100万円、純資産3億1300万円）の全株式を取得し、子会社化することを決めた。エンターテインメント領域の業容拡大が狙い。これまでのオンラインゲーム市場にとどまらず、コンシューマーゲーム（家庭用ゲーム機）市場を中心とした新規顧客の獲得につなげる。取得価額は約12億7100万円。取得予定日は2025年3月1日。

KINSHAは1968年設立で、ゲームデバッグ事業のほか、人材派遣事業、翻訳事業を手がける。主力のゲームデバッグ事業では20年近い実績を持ち、コンシューマーゲームを中心にテストから、ローカライズ（翻訳、表現の現地化）事業、イラスト・3D（3次元）制作まで幅広く業務を展開する。