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【アース製薬株式会社】「地球を、キモチいい家に。」 は 実現できるか

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【M&A戦略】ライバルの白元を買収。海外M&Aにも積極的に取り組む

 アース製薬は、一般家庭に馴染みのある生活用品を展開する企業(あるいは事業)を複数買収している。時には敵対的買収を仕掛けるなど、その手法は必ずしも友好的なものとは限らないものの、下表に見るように、M&Aに対しては非常に積極的に取り組んでいる。 

図表2:アース製薬が行った主なM&A

年月 内容
2007年7月 英レキットベンキーザーPLCと家庭用ハウスホールド製品の包括的な日本における独占販売契約を締結。両社はマーケティングを含めた関係強化を図り、日本でのレキットベンキーザー社製品(ミューズなど)の浸透を図る
2008年2月 業務用衛生害虫駆除剤や各種ペット用品並びに機能性フードなどを製造している子会社のアース・バイオケミカル株式会社が、ペットアクセサリー用品の販売事業を行っている株式会社ターキーの株式100%を取得し子会社化
2011年2月 フマキラーの少数株主持分をエステーに譲渡
2011年12月 Wise Partners株式会社の運営するWP1号投資事業有限責任組合(ファンド)が保有する株式会社バスクリンの株式及び新株予約権を取得し子会社することを取締役会にて決議し、同日株式譲渡契約を締結
2012年11月 子会社のアース・バイオケミカルは、日本毛織株式会社の保有するニッケペットケア株式会社の株式100%取得し子会社化
2014年7月 民事再生手続きの開始を申し立てた株式会社白元との間で、白元が展開している事業の円滑な再生を目的に事業譲渡契約書を締結。譲り受けた事業については、新設する子会社が引き継ぐことを予定
2016年2月 連結子会社であるタイの ARS CHEMICAL CO.,LTD. は、同社がタイで行うペストコントロール事業を、当社の連結子会社であるアース環境サービス株式会社が新設するタイの現地法人に譲渡
2016年5月 アース製薬が、連結子会社である ARS CHEMICAL の増資を引き受けることを決議
2016年6月 「正露丸」、「セイロガン糖衣A」を主力製品とする大幸薬品株式会社との資本業務提携に向けた基本合意書を締結
2016年11月 株式会社ニチリウ永瀬が保有するジョンソントレーディング株式会社の発行済株式30%を追加取得し、子会社化することを取締役会において決議
2017年3月 株式会社プロトリーフの株式の一部取得及び資本・業務提携並びに株式会社ハイポネックスジャパンとの業務提携契約の締結を取締役会において決議
2017年3月 ベトナムで家庭用品を製造・販売する A My Gia Joint Stock Company の全株式を取得し子会社化することを決議
2017年5月 アース製薬を吸収分割承継会社として完全子会社のアース・バイオケミカル株式会社を吸収分割すること、並びにアース・バイオケミカルを存続会社として、同じく完全子会社のジョンソントレーディング株式会社を吸収合併すること及び本合併に伴い存続会社の商号変更することについて、取締役会において決議

M&A Online編集部作成

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入浴剤で有名なバスクリン。2012年にアース製薬がツムラからバスクリンを買収。当時、老舗企業による老舗企業のM&Aと注目を集めた。

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