大塚ホールディングスは、傘下の大塚製薬(東京都千代田区)が子会社を通じ米国のバイオベンチャーのアステックス ファーマシューティカルズ インク(カリフォルニア州。売上高約82億8000万円、営業利益約△7億200万円、純資産約235億円)をTOB(株式公開買い付け)により買収すると発表した。アステックスの取締役会はTOBに賛同の意見を表明している。

アステックスは1991年に設立で、英国ケンブリッジにフラグメント分子設計創薬研究所、米国カリフォルニアに臨床開発部門を保有している。大塚製薬の財務資源と臨床開発能力を得ることで、がん領域のポートフォリオ、パイプライン、創薬能力の向上を目指す。大塚製薬は、アステックスを子会社化することで、がん領域のポートフォリオ拡充に加え中枢神経領域の創薬研究の強化も見込む。

TOBの買付価格は1株あたり8ドル50セント(約846円)。TOBの買付予定数は9490万株で、買付額は最大約882億円。下限は発行済み株式数の50%超に設定している。買付期間は最終合意日の2013年9月5日から10営業日以内に開始し、開始後20営業日で終了する予定。