例えば、フェーズⅠ(96-00年)の期間は一切のM&Aをおこなっていないが、このフェーズは「全体最適」と「利益優先」を掲げて体質の強化を図っていた時期である。この時期にグループ全体の最適化を図ったことが、これ以降に積極的にM&Aを行えた要因であると思われる。
フェーズⅡ(01-05年)では、「全主力事業世界No.1」を掲げ、製品のデジタル化を図っていた時期である...
ワタミを抜き業界第5位のコロワイド。外食市場規模縮小でもM&Aによって売上高を伸ばしてきたコロワイドのこれまでの戦略を振り返る。
臨床検査受託からドラッグストア、調剤薬局へ。M&Aで経営危機を乗り切り、大企業の資金と信用を味方につけてピンチをチャンスに変えた、アインファーマシーズの事業戦略とは?
武田薬品工業(武田製薬)のM&Aは、最近10年で、買収資金が判明する案件だけでも約2兆円をM&Aにつぎ込んでいる。その先に見えているものは何なのだろうか?