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【アステラス製薬】M&Aでグローバル製薬企業へ がん、移植など3領域に照準

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【株価】成長鈍化で上値重く

 株価は2015年に一時2000円前後まで上昇したが、その後は上値が重くなっている。2017年3月期の業績見通しは、売上高は前期比5.3%減は1兆3000億円、コア営業利益は2.4%増の2740億円とほぼ横ばいで、業績に踊り場感が出ていることが重荷となっている。

 今期の年間配当は前期比2円増の34円を計画する。同社は機動的な自社株買いを実施する構えで、配当と自社株取得額を年間純利益で割った「総還元性向」は前期で97%となっている。株価の上昇には、自社株買いの実施など株主還元の強化が求められそうだ。

【まとめ】新薬創出と新疾患進出へM&A続く

 アステラス製薬は、M&Aにより癌領域を強化し、海外市場で売り上げを順調に伸ばしている。経営計画に掲げている通り、今後も新薬創出と新疾患領域への進出を図るためにM&Aをはじめとした投資活動は続くだろう。ただ足元では業績の成長率が鈍化している。M&Aによる成長投資と株主還元をどのようにバランスさせ、投資家の期待に応えていくかに注目したい。


この記事は、企業の有価証券報告書などの開示資料、また新聞報道を基に、専門家の見解によってまとめたものです。

まとめ:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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