M&A速報

アステラス製薬<4503>、米国のバイオテクノロジー企業を買収および公開買付けへ

2015/11/10

アステラス製薬(東京都)は、米国の眼科領域における再生医療技術を活用した医薬品の研究開発を行うOcata Therapeutics, Inc.(NASDAQ上場、米国マサチューセッツ州、売上高1千万円、純利益42億円、純資産3億円、以下Ocata社)を買収することで合意し契約を締結した。これに基づき、米国持株子会社のアステラス US ホールディング Inc.(米国イリノイ州)の完全子会社を通じて、Ocata社に対して株式公開買付けを行うことを決議した。

アステラス製薬は、Ocata社の買収によって、眼科領域におけるプレゼンスの確立と、細胞医療における世界トップクラスのケイパビリティの獲得により、細胞医療におけるリーディングポジションの確立を目指すとしている。

公開買付の買付価格は1株あたり1,045円で、2015年11月6日終値に対し79%のプレミアム。

本公開買付け及びその後の合併による買収は、全て現金を対価として行われる。下限応募株式数は、発行済株式総数の50%超(完全希薄化後ベース)。上限は設定されていない。買付予定価額は約466億円。買付予定期間は平成27年11月25日までに開始され、開始後20営業日で終了。

Ocata社経営陣を含むOcata社株主(合計で発行済普通株式の約1.7%を保有)から本公開買付けに応募する旨の同意を得ている。

M&Aデータベース

関連の記事

「希望退職」は一巡か? 4~6月は「東武」「幸楽苑」など5社にとどまる

「希望退職」は一巡か? 4~6月は「東武」「幸楽苑」など5社にとどまる

2021/06/29

希望(早期)退職者募集の動きがこのところ鈍化している。4~6月期に募集を発表した上場企業は5社にとどまり、前年同期(20社)の4分の1に減少し、1~3月(21社)比でもほぼ同様の結果となった。新型コロナウイルス感染の影響が長期化する中、人員合理化の流れが一巡したとの見方も出ている。

【4月M&Aサマリー】50件、4年ぶりの低水準|コロナの影響くっきり

【4月M&Aサマリー】50件、4年ぶりの低水準|コロナの影響くっきり

2020/05/07

新型コロナウイルスの影響がM&A市場に数字となって表れてきた。4月のM&Aは50件と前年同月を17件下回り、2016年以来の低水準となった。3月比では36件の大幅減少。1~3月期は11年ぶりの高水準を記録したが、一転、急ブレーキがかかった。

アステラス製薬、2022年以降の「星配置」に注目|ビジネスパーソンのための占星術

アステラス製薬、2022年以降の「星配置」に注目|ビジネスパーソンのための占星術

2020/03/23

アステラス製薬は医薬品の国内第2位。2015年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生してすでに15年。今年1月には3000億円超の巨費を投じて遺伝子治療薬の米バイオ企業を傘下に収めた。アステラスの来し方行く末を占星術的にチェックすると…。

【M&Aサマリー12月】前年と同数の77件、大型案件が続出|昭和電工は9600億円で日立化成を買収

【M&Aサマリー12月】前年と同数の77件、大型案件が続出|昭和電工は9600億円で日立化成を買収

2020/01/09

2019年12月のM&Aは前年同月と同数の77件だった。目立つのが大型M&Aの集中。昭和電工が9640億円を投じて日立化成を子会社化するのをはじめ、買収金額が1000億円超の案件は6件あり、このうち4件が年間ランキングのトップ10に入った。

大型M&Aが最高潮、12月だけで年間トップ10に4件ランクイン

大型M&Aが最高潮、12月だけで年間トップ10に4件ランクイン

2019/12/20

年の瀬を迎えて、M&A市場が最高潮の盛り上がりを見せている。12月公表分だけで、年間ランキングのトップ10に入る大型買収案件が4件。買い手には昭和電工、アステラス製薬、いすゞ自動車、富士フイルムが並び、次点(11位)にHOYAが食い込む。

【明治ホールディングス】M&Aをテコに「医薬品」が存在感増す

【明治ホールディングス】M&Aをテコに「医薬品」が存在感増す

2017/12/26

明治ホールディングス(HD)は菓子、乳業を中心とする食品業界のリーディングカンパニー。売上高は1兆2000億円を超える。食品のイメージが圧倒的な同社だが、近年、医薬品での存在感が着実に増しつつある。その推進役はほかでもないM&Aだ。

2016年度「上場製造業1,270社の平均年間給与」調査 トップは3年連続でファナック

2016年度「上場製造業1,270社の平均年間給与」調査 トップは3年連続でファナック

2017/09/17

2016年度の上場製造業1,270社の平均年間給与は605万9,000円(中央値599万9,000円)で、前年度より3万9,000円(0.6%)増加。上場企業2,718社の平均給与598万円(中央値585万8,000円)と比べ7万9,000円上回り、好調な企業業績を反映している。

女性の役員登用は道半ば 「女性役員比率」調査

女性の役員登用は道半ば 「女性役員比率」調査

2017/07/20

東京商工リサーチの調べによると、​2017年3月期決算の上場企業2,430社の役員総数は2万8,465人。このうち女性役員は957人で、全体のわずか3.3%にとどまっている。

【アステラス製薬】M&Aでグローバル製薬企業へ がん、移植など3領域に照準

【アステラス製薬】M&Aでグローバル製薬企業へ がん、移植など3領域に照準

2016/12/13

アステラス製薬がM&Aを通じて、がんや移植など成長領域の医薬品開発を加速しています。米バイオベンチャーなどを買収し海外収益を伸ばしつつ、相乗効果が見込めない事業は譲渡し資金効率を高めます。M&Aによる選択と集中の好事例と言えそうです。

関連のM&Aニュース

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5