【凸版印刷】売りと買いを駆使して生き残り目指す「印刷の巨人」

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

「買い」の中・小型液晶ディスプレー

1960年に参入したエレクトロニクス事業でも、「売り」と「買い」が交錯する。2009年11月にカシオ計算機<6952>の中・小型ディスプレー事業を分社化した上で、新会社株式の80%を凸版印刷が譲り受けた。当時、カシオ計算機と凸版印刷は、有機ELディスプレーの共同開発に取り組んでいた。カシオ計算機の中・小型液晶ディスプレー技術と凸版印刷の有機EL微細加工技術を新会社で一体運用することで、有機ELディスプレーの実用化を急いだ...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5