共英製鋼は2020年3月期の見通しを2020年1月31日に修正した。ベトナムのVISが激しい競合環境の中、収益性が大きく低下したのと、逆に国内鉄鋼事業では収益性が大幅に改善したのが要因だ。
ベトナムではVISの競合他社が、供給能力の増強や拡販に取り組んだことから、収益性が低下し44億8100万円の特別損失の計上を余儀なくされた。
一方、国内鉄鋼事業では2020年3月期第3四半期に、鉄スクラップ価格が前年同期比21.3%下落し、製品価格が同1.9%上昇したため、収益性が高まった...
エコスは東京・多摩地区と北関東を地盤に、中堅スーパーとして地歩を着々と築いてきた。現在113店舗を展開する。本拠とする多摩地区から、北関東に店舗網を広げる原動力はほかでもないM&Aだ。ここ数年は手控えてきたM&Aの再開に踏み切った。
日本の食に欠かせない調味料の一つがソース。嗜好の多様化や人口減少などを背景に市場の成熟化とともに、競争が一段と激化している。こうした中、業界のトップブランド、ブルドックソースが14年ぶりというM&Aを繰り出した。
大阪ガスは2019年7月に、シェールガス開発を手がける米国のサビン オイル&ガス コーポレーションを約650億円で買収することを決めた。 今後も海外エネルギー事業分野でのM&Aが活発化することが予想される。
エボラブルアジアはインターネットを介した旅行事業を手がけるオンライン旅行会社(OTA)。2007年創業のベンチャーだが2018年9月期の年商は831億円と、OTAではじゃらんや楽天トラベルと肩を並べる大手に育った。急成長の原動力はM&Aだ。