米国のBD Vinton は米国持株会社であるKYOEI STEEL America LLCを通じて、子会社化した。当時、BD Vintonは売上高153億2700万円(1億3030万ドル)、純資産61億4400万円(5220万ドル)の規模を持っており、約61億1700万円(5200万ドル)を投じて傘下に収めた。
共英製鋼は2012年にキョウエイ・スチール・ベトナム社を設立し、ベトナムで鉄鋼事業を開始しており、一層の海外展開強化を目的に新たな事業拠点として、米国企業の子会社化に踏み切った...
エコスは東京・多摩地区と北関東を地盤に、中堅スーパーとして地歩を着々と築いてきた。現在113店舗を展開する。本拠とする多摩地区から、北関東に店舗網を広げる原動力はほかでもないM&Aだ。ここ数年は手控えてきたM&Aの再開に踏み切った。
日本の食に欠かせない調味料の一つがソース。嗜好の多様化や人口減少などを背景に市場の成熟化とともに、競争が一段と激化している。こうした中、業界のトップブランド、ブルドックソースが14年ぶりというM&Aを繰り出した。
大阪ガスは2019年7月に、シェールガス開発を手がける米国のサビン オイル&ガス コーポレーションを約650億円で買収することを決めた。 今後も海外エネルギー事業分野でのM&Aが活発化することが予想される。
エボラブルアジアはインターネットを介した旅行事業を手がけるオンライン旅行会社(OTA)。2007年創業のベンチャーだが2018年9月期の年商は831億円と、OTAではじゃらんや楽天トラベルと肩を並べる大手に育った。急成長の原動力はM&Aだ。