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【KeyHolder】テレビやアイドル事業に大転換 その原動力は

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進むテレビ、映画、アイドルなどの事業集積

業態変更に伴うM&Aの第一弾は、BIGFACEのテレビ制作事業の取得。BIGFACEはドキュメンタリーやスポーツ番組のほか、バラエティーでは「マツコの知らない世界」(TBS)、「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日)など幅広い制作実績を持ち、近年は企業CMなど広告映像制作に進出している。 

2件目はAKB48やSKE48などのアイドルグループの運営、管理を行うAKS(東京都千代田区)からSKE48事業を取得した案件。SKE48は秋元康氏が総合プロデュースを手がけるAKB48グループの一つ。2008年から活動しており、2019年3月にKeyHolderグループに加わった。 

3件目は広告企画やタレント・キャスティング事業を手がけるAllfuzの子会社化。Allfuzはキャスティング業務のほか、セブンイレブンやエイベックスでのイベント企画や歌手の安室奈美恵さんの引退グッズ販売受託(広告代理店業)、人気アイドルグループ「乃木坂 46」を題材とした恋愛シミュレーションゲームアプリ「乃木恋」の制作、配信なども行っている。 

4件目はテレビ番組制作のフ-リンラージの子会社化。同社は「しくじり先生 俺みたいになるな‼(テレビ朝日)」「有吉ジャポン(TBS)」「今田×東野のカリギュラ(Amazon プライム・ビデオ)」などの人気バラエティー番組の制作を行っている。 

KeyHolderはフーリンラージが持つ映画やCM、MV(音楽動画)制作のノウハウを取り込むことで、新たなジャンルのテレビ番組や映像制作への進出が可能になると判断した。 

5件目はテレビ業界を中心にクリエーターやスタッフなどの人材派遣を手がけるワイゼンラージの子会社化。ワイゼンラージは映像制作の担い手であるクリエーターの養成のほか、約200人の制作スタッフを抱えている。 

KeyHolderグループではテレビや映画などの映像制作を手がけており、ワイゼンラージの持つクリエーターの企画力などを融合することで、事業の効率化や規模拡大が可能になると判断した。 

これらM&Aからはテレビ番組や映画、タレント、アイドルなどに関する事業の集積が急速に進んだことが分かる。畑地社長が言うように短期間での大変革には目を見張るものがある。 

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