「アコーディア」ゴルフ場の買収加速へ ソフトバンクの傘下入りで 

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ゴルフ場運営のアコーディア・ゴルフ(東京都品川区)と、2019年に兄弟会社となったネクスト・ゴルフ・マネジメント(東京都品川区)の両社が、ソフトバンクグループの子会社で米投資ファンド運用会社のフォートレス・インベストメント・グループ LLC(ニューヨーク)の傘下に入ることになった。

2016年にアコーディア・ゴルフの親会社になった独立系PE(プライベートエクイティ)ファンドのMBKパートナーズ(東京都千代田区)から、フォートレスがアコーディア・ゴルフとネクスト・ゴルフ・マネジメントの両社の株式を数カ月以内に取得する。

フォートレスは、日本で159のホテルを取得(契約中を含む)しており、両社の株式取得後はこれらホテルとゴルフ場を連携させ、新規顧客の獲得に取り組むほか、積極的にゴルフ場やゴルフ練習場を買収し、事業規模を拡大していくという。

アコーディア・ゴルフは2005年にゴルフ場10社を子会社化したのを皮切りに、買収によってゴルフ場事業を拡大してきた。2020年、2021年と売却が続いたが、フォートレス傘下入りを機に、事業拡大が一気に加速しそうだ。

169のゴルフ場と27の練習場を運営

アコーディア・ゴルフは、2002年にゴルフ場の運営受託事業で創業し、2005年からゴルフ場の子会社化に注力。2007年には保有コースが100を超え、2010年には130を超えた。

2006年に東京証券取引所市場第一部に上場したが、2017年にMBKパートナーズの傘下に入り、上場廃止となった。その後もゴルフ場の取得を続け、2021年8月時点で、保有しているゴルフ場のコースは132に達しており、保有するゴルフ練習場は21カ所となっている。

ネクスト・ゴルフ・マネジメントはオリックス子会社のオリックス・ゴルフ・マネジメントが前身で、2019年にMBKパートナーズが買収した。現在、アコーディア・ゴルフとネクスト・ゴルフ・マネジメントの両社合わせて1都1道2府32県で169のゴルフ場と27の練習場を運営しており、年間延べ1000万人以上が利用し、従業員は1万1600人に達する。

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平和傘下のゴルフ場運営会社パシフィックゴルフマネージメントが、アコーディア・ゴルフとネクスト・ゴルフ・マネジメントから2ゴルフ場ずつ合わせて4ゴルフ場を買収することになった。

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