岩田社長の事業計画の立案力や遂行力に疑問

ヤフー<4689>は7月17日、株式の約45%(議決権ベース)を保有するアスクル<2678>株主総会(8月2日開催予定)で、岩田彰一郎アスクル代表取締役社長の取締役再任に反対の議決権を行使すると発表した。

低迷している業績の回復や経営体制の若返り、企業価値向上などの観点から、抜本的な変革が必要と判断した。

アスクルの株主総会で岩田社長の取締役の再任議案が否決された場合、アスクルの上場企業としての独立性を考慮し、新経営陣とアスクルの意向を尊重するという。

ヤフーは2012年にアスクルと業務・資本提携契約を締結、2015年には業務・資本提携契約を改定し、アスクルの株式を約45%保有した。

ヤフーによると、アスクルの2019年5月期は、「従来の通期業績予想から営業利益が25%下回る約45億円、純利益は89%減の約4億円になるなど業績が低迷している」という。

このため「岩田社長の事業計画の立案力や遂行力に疑問を抱き、経営の若返りを図り、新たな経営陣のもとで新たな経営戦略を推し進めるのが最善と考えるに至った」としている。

一方、アスクルは同日「ヤフー社に対し提携関係の解消協議を申し入れた」ことを明らかにした。

文:M&A Online編集部