「逃げ恥」制作会社が民事再生 KeyHolder子会社が支援

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※画像はイメージです

~「三匹のおっさん」「空飛ぶ広報室」など人気ドラマを多数制作~

 イメージフィールド(株)(TSR企業コード:298639009、法人番号:1011101044578、新宿区新宿1-2-9、設立2002(平成14)年5月、資本金1000万円、阿久根裕行社長)は5月15日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は犬塚暁比古弁護士(高井総合法律事務所、港区西新橋1-15-5、電話03-3519-7800)。
負債は推定10億円。

 テレビドラマ「三匹のおっさん」「逃げるは恥だが役に立つ」や「マジすか学園」「チアダン」などの人気ドラマの制作実績がある映像制作会社。
2019年3月期売上高は25億1200万円をあげていたが、多数の制作を手掛ける中で、一部の大型制作案件や海外案件で想定以上のコストが重なったことなどで資金繰りが急激に悪化し、今回の措置となった。
 なお、JASDAQ上場の(株)KeyHolder(TSR企業コード:290210755、法人番号:1010001110481、東京都港区)の連結子会社フーリンラージ(株)(TSR企業コード:297549294、法人番号:5011003002837、渋谷区)がスポンサー支援に関する基本合意書を締結。「2億円を当面の運転資金とし、フーリンラージによるDIPファイナンス(つなぎ融資)の実行により、イメージフィールドの事業再生支援を行う」(KeyHolder)としている。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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