リーガルテック(東京都港区)は、M&Aに特化した低価格のバーチャルデータルームのクラウドサービス「AOS データルームM&A」の提供を7月1日に始める。

M&Aに特化したフォルダ構成で、最短1営業日での業務開始を可能にしたほか、管理者だけが見られる「ファイル閲覧履歴」機能や、ユーザーごとの言語設定、低価格のデータ保存(M&A後)などを実現した。

価格は10ライセンスで月に5万円。初年度200件5000万円、3年後に1000件5億円の売り上げを目指す。

小規模案件でもVDRが利用可能に

AOS データルームM&Aはフォルダやファイル別にアクセス権やセキュリティーを設定できるため、情報ごとに公開する相手を選別できる。またユーザーによってそれぞれ言語を設定できるため海外企業のM&Aでも利用が容易。

さらにM&Aが終了した後のデータは「データ保存プラン」に変更することで、低価格でのデータ保存が可能になる。

同社リリースより

バーチャルデータルームはM&Aの際に、デューデリジェンスなどの重要情報を社内外の関係者と、安全に共有するためのクラウド型のサービス。海外製品が多くを占めているが、操作性などを改善した低価格の製品を求める声が少なくなかった。

リーガルテックは2017年10月にバーチャルデータルームを開発、今回M&Aに特化した低価格のタイプを投入した。これまでバーチャルデータルームを使えるのは10億円以上の大型案件に限られていたが、同社では今回の製品で「2億-3億円の商談でも使えるようになる」としている。

文:M&A online編集部