富士フイルムによる買収を上回る年間20億ドル(約2100億円)のコストダウン効果が見込める案件とされるが、HPの時価総額は270億ドル(2兆9400億円)とゼロックス(80億4800万ドル=約8700億円)の約3.3倍以上と大きい。富士ゼロックス株の売却益だけでの買収は不可能だ。買収資金をどのように調達するのか、先行きは全く不透明だ。
仮にHPの買収に成功したとして、同社はインターネットデバイス(端末)がパソコンからスマートフォンへのシフトが進み、業績は苦戦気味...
三菱重工業、デンソー、三井金属などの大企業が注目する薄膜の高品質セラミックスを合成する技術がある。開発したのは京都大学発ベンチャーのFLOSFIA(京都市西京区)。どのような企業なのだろうか。