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「大阪ワクチン」開発中のアンジェス、株価が伸び悩んでいる理由

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「次のコロナ需要」がなければ収益に貢献せず

国産ワクチンに取り組んでいる医薬品メーカーは、たとえ開発が遅れても「技術を完成しておけば、次のコロナ流行時に国産ワクチンを迅速に供給できる」と、「次のコロナ需要」を狙った開発を継続している。だが、新型コロナウイルス感染症が季節性の流行をするとは限らない。

およそ100年前に1億人超える死者を出したともいわれる「スペイン・インフルエンザ(スペイン風邪)」を引き起こしたH1N1亜型のA型インフルエンザウイルスは、その後も流行を引き起こしたものの大量の死者は出していない...

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