アンジェスMGは、医薬品開発会社のジェノミディア(大阪府茨木市。売上高4260万円、営業利益△1億6100万円、純資産△2億1600万円)の全株式(所有割合72.3%)を、化学事業を手がける石原産業(大阪市)に譲渡することを決議した。

アンジェスMGとジェノミディアは2000年から石原産業と共同で、遺伝子治療薬関連の試薬の開発を進めてきた。その研究成果が抗腫瘍効果を持ち、悪性黒色腫や前立腺がんに対して有効であることが判明し、現在大阪大学で臨床試験を実施している。石原産業はジェノミディアを子会社化することで、治験薬準備中のジェノミディアと連携しながら、医薬品の量産製造を目指す。

譲渡はジェノミディアの債務超過解消策として、アンジェスMGが持つ債権を株式化した上で実行する。譲渡価額は1円。石原産業とジェノミディアがライセンス契約によりロイヤリティなどを受領した場合、アンジェスMGはそれに連動した対価を得るという。譲渡予定日は2013年1月31日。