オリシロジェノミクスは、立教大学初のバイオ医療ベンチャー。同大理学部生命理学科の末次正幸教授が開発した細胞を使わず長いDNAを効率的に合成する技術(セルフリー長鎖DNA合成技術)に関する研究成果を実用化するため、2018年12月に創業した。
コスメディ製薬(京都市)は京都薬科大学発の医療・製薬ベンチャー。高分子研究のコンサルティングを手がけていたと神山文男社長と薬剤学博士の権英淑取締役が中心となって、同大学薬剤学教室の研究成果をベースとして2001年5月に創業した。
16歳以上の日本国民全員分の新型コロナウイルスワクチンを、2021年9月までに確保できる見通しとなった。菅義偉首相が米国の製薬会社ファイザーのアルバート・ブーラCEOに、同社製ワクチンの追加供給を要請し合意に達したのだ。
「大阪ワクチン」こと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの開発を進めているアンジェスの株価がさえない。臨床試験の「出口」も見えるなど、国産ワクチン開発で最も注目されているアンジェス株が、なぜ投資家の評価を得られないのか?
藤田医科大学は2021年第1四半期に、米国のエリクサジェン・セラピューティックスが開発を進めている新型コロナウイルス向けのRNAワクチン「EXG-5003」の第1/2相臨床試験を始める。
2021年前半までに日本国民全員分の新型コロナワクチンを確保するとの政府方針に沿って、臨床試験の動きが活発化している。だが、ここにきて開発のスピードダウンにつながる懸念材料が浮上してきた。
新型コロナウイルス向けワクチン調達で、先行する米国や英国にやや水をあけられた感のある日本だが、海外製薬会社からの調達や日本メーカーへの生産支援などで、ワクチン確保のめどが立ってきた。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。その治療薬として注目されているのが「アビガン(ファビピラビル)」だ。この「アビガン」で注目され、3日連続で株価が上がっている企業がある。シミックホールディングスがそれ。一体、どんな会社なのか?
武田薬品工業によるアイルランドの製薬会社シャイアー買収のカウントダウンが始まった。3日後の2019年1月8日に英国の裁判所の認可が下りれば、買収が成立するのだ。
武田薬品工業が2018年5月8日、アイルランドの大手製薬メーカーのシャイアーを総額460億ポンドで完全子会社化することで合意した。さて、武田薬品が買収するシャイアーとはどんな会社なのか?それは意外にも「ただ買われる側の企業」ではなかった。