2010年代に入ると国内では石炭に代わる新規事業の獲得に乗り出す。その原動力となったのがM&Aだ。2012年には石炭の選別技術をもとに燃焼灰から未燃カーボン、産業廃棄物から非鉄金属類を選別するエンジニアリング事業を展開する永田エンジニアリング(北九州市若松区)と、国内でリゾート型宿泊施設の運営や民間企業・地方自治体が所有する保養所・研修所などの運営受託事業を展開するエムアンドエムサービス(大阪市中央区)を相次いで100%出資の完全子会社化している...
中堅印刷会社の廣済堂は25日、米投資ファンドのベインキャピタルが廣済堂に対して実施中のTOB(株式公開買い付け)について、同日までだった買付期間を4月8日に延長すると発表した。買付期間の延長はこれで3度目。
博多ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングスがベトナムに出店し、2年ぶりに海外市場の新規開拓を果たした。これによって2017年4月に進出したミャンマーに次ぎ、出店先の国と地域は13になった。
暗雲が立ち込めていた中堅印刷会社「廣済堂」のTOB(株式公開買い付け)を通じたMBO(経営陣による買収)が一転、前進する運びとなった。TOB価格を610円から700円に引き上げる一方、買付予定数の下限を66.67%から50%に引き下げた。