インドのユニコーン企業「OYO」がソフトバンク<9434>、ソフトバンク・ビジョン・ファンドとで合弁会社を設立し、日本でホテル事業を開始します。安さだけが武器の宿泊施設にとって、OYOは黒船ともいえる脅威です。なぜなら、数十万もの部屋を運営し、ビッグデータとAIを駆使して宿泊料金の徹底的な最適化を行っているからです。2013年に創業してすでに世界第6位のホテルチェーンにまで成長しました。
2019年2月にソフトバンク・ビジョン・ファンドなどから10億ドルの資金を調達し、企業価値は50億(5500億円)ドルのユニコーンとなっています...
インバウンド(訪日観光客)需要に沸くホテル業界。今回はファンドによる再建手法の変遷をみていきたいと思います。