【花王】異業種参入M&Aの雄が行った大型買収の効果は?
洗剤や紙おむつなどの生活用品事業で国内シェアトップの花王。化粧品事業拡大のため多額をかけて行った大型買収と、M&Aで得た効果について検証する。
M&A Online
| 2016/4/18
2016.04.18
セコムのM&Aの目的は一つ
企業ドメインの強化、補完
一連の買収・資本参加は多岐に渡るが、セコムの目的は一つである。それは、企業ドメインである「社会システム産業」の強化、補完である。
同業の東洋テックの場合は言うまでもないが、例えば、万引き防止システムの高千穂交易と連携すれば小売店への営業を強化できるし、ビル管理の東京美装興業の 顧客層を活用すればオフィス需要を開拓できる。細田工務店との提携では、同社が分譲する戸建て住宅街へのサービス提供が容易になる...
洗剤や紙おむつなどの生活用品事業で国内シェアトップの花王。化粧品事業拡大のため多額をかけて行った大型買収と、M&Aで得た効果について検証する。
コダックに追い付け追い越せと猛烈な技術開発と営業活動を行った結果、ついに両者のシェアが逆転し、世界一の写真フィルムメーカーとなった富士フイルムの事業戦略とは?