2021年3月期に1000億円の大台突破を目指す

スクロールは2019年3月期をスタート年、2021年3月期を最終年とする3カ年の中期経営計画「新みらい2020」に取り組んでおり、期間中の3期の業績予想を公表している。

それによると売上高は前年同期に比べ12.5%増、21.4%増、17.6%増と3年連続の2ケタ成長を見込む。利益も経常利益で前年同期比3.6%増、4.1%増、5.0%増と、増収率と比べると伸び率は低いものの、いずれも3%以上の増益を見込む。

最終年度の2021年3月期は売上高1000億円、経常利益50億円を見込んでおり、この期までに新たな事業の柱を確立するとしている。そのために2019年3月期では通販事業の収益基盤を確立し、2020年3月期にはすべてのセグメントで収益の向上を目指すという。

通販事業、eコマース事業、健粧品事業ではいずれもオリジナル商品を投入し、成長のための投資を推進する。ソリューション事業でも2020年4月に関東の物流拠点「SLCみらい」が稼働する予定で、積極的な投資が続く見通しだ。

旅行事業では国内向けビジネスに注力するとともに海外からの集客拡大のための企画を検討していく。海外事業では現地パートナーとの提携によるグループ商品の海外販売モデルを作り上げるとしている。

中期経営計画「新みらい2020」では、DMC複合通販企業の完成を目標に掲げる。DMCは「Direct Marketing Conglomerate」の頭文字を取ったもので、各セグメントの事業が単体で成長しながら有機的に結びつき成長する企業体を目指すという意味だ。

2021年3月期までにどのような戦略が打ち出されるのか。またどのようなM&Aが実施されるのか。2018年に実施したM&Aのペースが続けば、1000億円の大台突破の可能性は低くない。

2019年3月期、2020年3月期、2021年3月期は見込み


2019年3月期、2020年3月期、2021年3月期は見込み

文:M&A Online編集部