eコマース事業が前年同期比59.9%の増収に

2019年第2四半期(2018年3月-2018年9月)のセグメントは、主力である通販事業とソリューション事業の2事業に、成長期にあるeコマース(電子商取引)事業と健粧品事業の2事業、さらにこの期から新たにセグメントに加わった旅行事業と海外事業の2事業の合わせて6事業から成る。ここにグループを管轄する部門が入り、7つのセグメントで構成している。

主力の通販事業の2019年第2四半期の売上高は178億300万円で、前年同期比2.4%の増収となった。同じく主力事業であるソリューション事業は、M&Aによってグループ入りした「もしも」が寄与し、同39.5%増の61億9100万円と好調に推移した。

スクロールの東京本店が入る東京・品川のビル

成長期のeコマース事業はやはりM&Aでグループ入りした「ナチュラム」の影響が大きく、同59.9%増の93億9100万円と急成長し、同じく成長期の健粧品事業は同19.8%増の26億7100万円と2ケタの増収となった。

これから拡大を目指す海外事業は「成都音和娜網絡服務有限公司」が傘下に加わったため新たなセグメントとなったもので、売上高は100万円とまだ小さい。同じく「トラベックスツアーズ」の傘下入りで新たなセグメントとなった旅行事業の売上高は3億800万円と、いずれもこれからの事業だ。

これにグループ内企業を対象にした金融や物流事業を手がけるグループ統括事業の売上高300万円をあわせた363億7100万円が2019年第2四半期の売上高で、前年同期より21.5%の増収となった。

一方、利益の方は状況が若干異なる。M&Aで傘下に加わった企業が赤字のため、旅行事業と海外事業を合わせ、1億6700万円の経常損失を計上した。健粧品事業も振るわず、2億7500万円の経常損失となった。

ただ、主力の通販事業が好調で、前年同期比51.9%の大幅増益となったほか、ソリューション事業も同32.4%の増益、eコマース事業は事業規模は小さいものの同2.9倍に拡大した。これによって2019年第2四半期の経常利益は14億2600万円となり、前年同期より11.8%の増益となった。

では通期の業績はどうか。