【日本郵船】海・陸・空の「総合物流企業」に意図せざる試練

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日本郵船の本社ビル(東京・丸の内)

物流担う郵船ロジスティクスを完全子会社

4月にスタートした新中期経営計画「Staying Ahead 2022」は基本戦略として、「市況耐性の高い事業ポートフォリオの確立」を掲げる。海運事業は船舶需給や燃料価格などの変動要因に翻弄されがちだ。

不定期船ではドライバルク(ばら積み船)事業の抜本的な見直しによる収益構造の改善を推し進める。一方、定期コンテナ船は事業統合で効率化とスケールメリットを追求する戦略にすでに転換しており、今後、シナジー(相乗効果)をどう具現化するかが課題となる...

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