【日本郵船】海・陸・空の「総合物流企業」に意図せざる試練

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日本郵船の本社ビル(東京・丸の内)

いきなり「ダブルパンチ」を浴びる

「新中計がスタートしたその最初でつまずいたという認識だ」。7月末の2018年度第1四半期(4-6月)決算の説明会で、内藤社長は表情を曇らせた。売上高は前年同期比10.9%減の4648億円で、利益は営業損失81億円、経常損失66億円、最終損失45億円とそろって赤字に転落し、出鼻をくじかれる格好となったのだ。売上高はコンテナ船事業を移管したため、2ケタ減となったが、これは予想の範囲内といえる...

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