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【協和エクシオ】4社の経営統合でどう変わるのか

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主力の通信設備工事の比率は低下

協和エクシオの事業は、通信インフラ設備の構築や保守を手がける「通信キャリア」、都市土木設備や太陽光発電、水処理プラントなどの構築や保守を手がける「都市インフラ」、ネットワークシステムの構築などを手がける「システムソリューション」の3つで構成される。

2019年3月期の見通しでは「通信キャリア」は設備投資の抑制傾向が続き、固定通信関連では厳しい状況が続くと想定。一方、モバイル関連は主要都市部を中心に新周波数帯の無線基地局の増強や整備が活発化し、安定した収益を見込む。

「都市インフラ」については、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた首都圏での再開発事業が進むことから、モバイル関連と同様に安定した収益を見込む。

「システムソリューション」はICT投資が活発になることを想定しており、付加価値の高いサービスを提供し、積極的な営業活動を展開するという。

当初の中期経営計画では2021年3月期にコア事業の通信キャリアの構成比が50%にまで下がり、都市インフラとシステムソリューションがそれぞれ25%を占める計画だった。

シーキューブ、西部電気工業、日本電通との経営統合により、この図がどのように変わるのか。協和エクシオは2018年5月の決算発表時に「経営統合後の業績予想については明らかになり次第、発表する」としており、新しい協和エクシオを表す数字が、まもなく明らかになるものと思われる。

経営統合前の部門別構成比 同社ホームページより

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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ミライトHDはNTT向けを中心とする通信工事業界3強の一角を占める。コムシスHD、協和エクシオに続く3番手だが、M&Aに関しては互角だ。M&Aを積極活用し、新エネや電気・空調設備、アジア市場など新事業領域を拡大してきた。