NTTとSBIホールディングス(HD)が急接近――。両社は5月29日、資本業務提携を発表した。双方が培ってきたデジタル技術と金融サービスを融合させ、幅広い領域で協業関係の構築を目指す。
NTTドコモが“銀行空白”状態をついに解消する。ネット専業の住信SBIネット銀行を買収することになったためだ。取得金額は約4200億円で、ドコモとして最大のM&Aとなる。携帯大手4社で唯一、傘下に銀行を持っていなかった同社にとって、「ドコモ経済圏」拡大に向けて悲願の銀行参入を果たす。
NTTが傘下のNTTデータグループをTOBで完全子会社化する。NTTドコモに続くグループ内TOBで、分割前の「大NTT」が事実上復活する。しかし、これは「選択と集中」に逆行する動きであり、先に完全子会社化したドコモは業績不振にあえいでいる。
社名変更をめぐり、NTTとセブン&アイ・ホールディングスの間で明暗が分かれることに。社名変更を悲願とするNTTは正式社名の「日本電信電話」から、7月1日付で通称としてきた「NTT」に改める。カナダ同業大手による買収提案に触れるセブンは「セブンーイレブン・コーポレーション(仮称)」への社名変更を延期した。
TOB(株式公開買い付け)が最速で増加中だ。2025年は4カ月あまりで50件(届け出ベース)に到達し、前年よりも3カ月ペースが速い。前年の年間件数は100件ちょうどで、過去最多の2007年(104件)以来17年ぶりに100件の大台に乗せた。今年はさらに勢いを増しており、最多更新が有力視される。
日本電信電話(NTT)子会社のNTTソノリティは、2023年12月に資本参加した音声コミュニケーションアプリなどを展開するBONXに追加出資し子会社化した。建築土木や医療介護などの現場業務のDX化事業を拡大するのが狙い。
ケータイショップが「消える」時代が近づいている。10月13日、携帯ショップを運営するトーツーが経営破綻した。同社は1994年に創業し、主に埼玉県内で携帯電話ショップや携帯電話会社の正規代理店を展開していた。負債総額は17億円の見通しという。
財務省は14日、政府保有のNTT株を同社の自社株買いに応じる形で売却すると発表した。売却総額は約3602億円
「またもNTTによる巨大TOBか?」。5月9日午前、NTTとNTTデータの社長が記者会見を開くとの連絡が報道各社に入ると、一気にTOB期待が高まった。NTTといえば2020年にドコモにTOBを実施し、4兆3000億円で完全子会社化している。
NTTは携帯電話子会社のNTTドコモをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化に踏み切ります。その額4.2兆円に上ります。約30年の時を経て「再統合」されることになりましたが、占星術からみてみましょう。