DDホールディングスが債務超過へ転落 担保額は92億円に

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遊戯施設運営のバグースは2011年に子会社化

借入金と担保の内容は

銀行に差し入れている担保額も激増しました。2021年2月末の借入金は119億700万円。担保に差し入れている資産額は92億2,100万円です。2020年2月末時点での借入額は138億9,500万円で、担保額は23億4,100万円でした。借入額は14.4%減少しているにも関わらず、担保にとられている資産額は4倍に膨らんでいるのです。

■担保資産2020年2月期

担保資産2020年
株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項より

■担保資産2021年2月期

担保資産2021年
株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項より


DDは売掛債権や未収金だけでなく、出店の際にビルオーナーに預ける保証金すらも担保に入れています。店舗が銀行の管理下に入っているといっても過言ではない状況です。

DDの生き残る道として考えられるシナリオは、ワタミが実施した日本政策投資銀行によるメザニンファイナンス。日本政策投資銀行は新型コロナウイルスで毀損した飲食・宿泊事業者に対する資金繰り支援を拡充すると発表しています。

しかし、一時窮地に陥ったペッパーフードサービス<3053>や、創業者と経営陣の対立が表面化したひらまつ<2764>は、投資ファンド・アドバンテッジパートナーズ(港区)の大胆な出資によって再生への道を歩み始めました。DDも資金調達をきっかけとして再建に向けたパートナーを見つけ、抜本的な改革に乗り出す時期がきているのかもしれません。

文:麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。
ブログはこちら 「ビールを飲む理由」 http://foodbusiness.hatenablog.jp/


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