飲食業界が未曽有の危機に見舞われる中、日本マクドナルドホールディングス<2702>の業績が堅調に推移しています。2020年12月期の売上高は前期比2.3%増の2,883億3,200万円、営業利益は11.7%増の312億9,000万円となりました。競合のモスフードサービス<8153>は、2021年3月期の営業利益を前期比62.3%減の4億円と予想しています。
マクドナルドがこれほど好調な理由はどこにあるのでしょうか。この記事では以下の情報を得られます...
ワタミの事業承継が着々と進んでいます。4月1日、長男の将也氏が取締役CFOに就任し、渡邉会長、清水社長に次ぐ第3のポジションを揺るぎないものとしました。脱ワタミへと転換した清水体制でしたが、渡邉会長の復帰で和民色が再び強くなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、再度飲食店への時短要請が出されました。しかし、レストラン「ラ・ボエム」などを運営するグローバルダイニングは、時短要請には従わずに1日6万円の協力金には応じられないと宣言しました。その結果は?
いきなりステーキのペッパーフードサービスの2020年12月期第3四半期の純損失額は33億400万円となりました。ペッパーランチの売却益73億2,000万円を計上しましたが、依然として2億5,000万円の債務超過と苦しい状況に追い込まれています。
「業務スーパー」を運営する神戸物産の2020年10月期第3四半期の売上高が前期比17.7%増の2593億6200万円、営業利益が28.9%増の186億7900万円と好調。4月1日という絶妙なタイミングで外食子会社を経営陣に売却していました。