「すき家」「松屋」に後れをとる「吉野家」 反転の戦略は?
牛丼チェーン大手3社の売上高に明暗が表れてきた。3社が発表した4月の全店売上高は「すき家」が前年同月比116.1%、「松屋」が同109.5%となったものの「吉野家」は同91.6%と振るわなかった。
M&A Online
| 2021/5/10
2021.05.10
飲食横丁の開発プロデュースや出店支援を行っていたアスラボ(港区)が4月30日に自己破産申請をしました。アスラボは2020年6月にJR東日本の子会社でコーポレートベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップ(新宿区)と資本業務提携を締結したばかりでした。
同社は過去に東急電鉄が主催する事業共創プログラムのセッションで最優秀賞を受賞するなど、地方創生の注目株でした。そして、新型コロナウイルスの影響を真正面から受けたスタートアップの一つといえます。
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牛丼チェーン大手3社の売上高に明暗が表れてきた。3社が発表した4月の全店売上高は「すき家」が前年同月比116.1%、「松屋」が同109.5%となったものの「吉野家」は同91.6%と振るわなかった。
飲食業の業績悪化が止まらない。赤字に転落する企業は数多く、倒産も過去最多のペースで推移している。飲食業界は次のステージとしてコロナ後をにらんだM&Aなどの業界再編の動きが浮上してきそうだ。