1910年に横浜で誕生した不二家<2211>と、1931年に神戸で生まれたモロゾフ<2217>。どちらも港町で産声を上げた老舗の洋菓子ブランドです。その業績がコロナ禍で明暗を分けました。不二家は第3四半期の売上高が4.5%の減少に留まり、5億円の営業利益が出た一方、モロゾフの売上は16.1%減と二桁の減少となりました。7億7,700万円の営業赤字を計上しています。
この差はどこに起因するものなのでしょうか? この記事では、2社の業績を比較し、差が出た要因を炙り出すものです。以下の情報が得られます...