2020年1月には電力関連機器メーカーのハピネスデンキ(東京都大田区。売上高31億1000万円、営業利益1億8500万円、純資産6億7200万円)の全株式を取得して完全子会社化している。
ハピネスデンキは1919年に創業した老舗企業で、動力制御盤や分電盤、配電盤などを手がけ、官公庁や大学、大型ビル、空港などに多数の納入実績を持つ。サノヤスはハピネスを傘下に取り込むことで産業機器事業の強化を図った。
数々のM&Aの中には失敗もあった...
日本ペイントホールディングスは、2020年4月にグローバル本社機能を持つ東京本社を設置し、大阪と東京の2本社制に移行した。東京本社を中心にグローバル事業全体の統括強化や成長戦略を推進するのが狙いだ。