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【サノヤスHD】祖業の造船を捨て「背水の陣」で臨むM&A戦略

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時には失敗も…

2020年1月には電力関連機器メーカーのハピネスデンキ(東京都大田区。売上高31億1000万円、営業利益1億8500万円、純資産6億7200万円)の全株式を取得して完全子会社化している。

ハピネスデンキは1919年に創業した老舗企業で、動力制御盤や分電盤、配電盤などを手がけ、官公庁や大学、大型ビル、空港などに多数の納入実績を持つ。サノヤスはハピネスを傘下に取り込むことで産業機器事業の強化を図った。

数々のM&Aの中には失敗もあった...

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