大阪ガスが長期ビジョンを策定した2017年以降に適時開示したM&Aはサビンを含め3件で、サビン以外の2件は売却と事業統合だった。
一つは2018年5月に発表した首都圏での電力販売事業の一部を、中部ガスと折半出資するCDエナジーダイレクト(東京都中央区)に譲渡する案件。
CDエナジーダイレクトは首都圏での電力・ガス販売を目的として2018年4月に設立した企業...
小林製薬は2022年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画中に「大型M&Aの実行」を盛り込んだ。2019年12月期の数値目標の達成が確実視されることから、次のステージの目標が現実味を帯びてきた。