PGM子会社化後のM&A第一弾となったのは、2015年9月に経営再建中の千葉国際カントリークラブ(千葉県)を子会社化した案件。同カントリークラブの民事再生計画が東京地方裁判所の認可を受けたことを受け、5000万円で傘下に収めた。
第一弾ながら当時のニュースリリースには、すでに「ゴルフ事業拡大のため積極的にゴルフ場の買収を行っている」との文言があり、早い段階から買収に意欲を示していたことが分かる。
このわずか1カ月後には第2弾を発表。福岡国際カントリークラブ(福岡県)を傘下に収めた...
またも「ふりだし」に戻った。共に関西を地盤とする食品スーパーの関西スーパーマーケットと大手百貨店エイチ・ツー・オー リテイリングとの経営統合に、関東でディスカウントスーパーを展開するオーケーが再度「待った」をかけたのだ。なぜオーケーは西へ?
本拠地の広島から東京など広範囲にコンビニエンスストアをチェーン展開するポプラ。2020年9月に事業構造改革を発表した。「ポプラ」などコンビニ468店舗のうち140店舗を新設した100%子会社へ譲渡し、「ローソン・ポプラ」にブランド転換中だ。
資本提携やM&Aも含め積極的に自己資金を投入する-。この言葉の通りアイカ工業はM&Aを積極化させており、2018年以降の主なM&Aは10件近くに達する。とくに2021年に入ってからは勢いを増しており、この3カ月間に3件のM&Aを適時開示した。
ホームセンター大手のDCMホールディングスは同業中堅の島忠をTOBで子会社化すると発表した。ホームセンター業界の大再編を加速するTOBだが、家具販売大手のニトリ。異業種間の「TOB戦争」にDCMは、どう立ち向かうのか?