日本最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーと経営統合するLINE<3938>。言わずと知れたメッセンジャーアプリ「LINE」を開発・提供している会社だが、その親会社についてはあまり知られていない。「日本発のメッセンジャーアプリ」と言われる「LINE」だが、親会社は韓国企業だ。

ヤフーと似た「生い立ち」

その名もNAVER(ネイバー)。日本では企業名としてではなく、まとめサイトの「NAVERまとめ」で知られる。同社は韓国最大のポータルサイトを運営する企業で、立ち位置としてはヤフーに近い存在だ。

2000年からヤフーが提供していた「Yahoo!メッセンジャー」が鳴かず飛ばずだったように、日本では大ヒットした「LINE」も地元・韓国では「カカオトーク」の後塵を拝しているところも似ている。もっとも「Yahoo!メッセンジャー」は2014年にサービスを停止したが、「LINE」は日本市場で生き残った。

ネイバーの社名は英語の「Navigate(航海する)」と「-er(…する人)」を組み合わせた造語で、「航海人」を意味する。同社は1999年に独自開発した検索エンジンによるインターネット検索サービスで創業した。

さまざまなカテゴリーの検索結果を一覧できる「統合検索」や、ユーザー同士の質疑応答を検索結果に反映する「知識検索」などでシェアを伸ばした。2003年には「Yahoo! Korea」のシェアを上回り、2012年にはYahoo!を韓国市場から撤退させている。

ネイバーの社名には「航海人」の意味が込められている(同社ホームページより)