ターボチャージャーの廃止などで前モデルの「RX-7」よりも燃費を改善して、当時経営権を握っていた米フォード・モーターに量産を認めさせた「RX-8」ですら実用燃費は7km/l前後。発売された2003年当時でも燃費は良くなかった。3ローターの「ユーノスコスモ」に至っては2km/l前後と、ユーザーから「ガソリンタンクに穴を開けて走っているようなもの」と酷評される始末だったという。そのロータリーをトヨタはレンジエクステンダー用とはいえ、自社のHVに搭載しようとしている...
東芝を経営危機に追い込んだウェスチングハウス(WH)の原発事業が、ようやく切り離せることになった。先進国では下火になった原子力発電だが、21世紀の世界経済をけん引する中国・インドでは建設ラッシュが加速している。WHを買収した投資ファンドの狙いは
CD・DVDレンタル、書店事業の「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が女性ファッション誌の中堅出版社、主婦の友社(東京都文京区)を買収した。構造的な出版不況の中、版元の淘汰が進むのは必至で、その過程でM&Aが避けられそうにない。
ソフトバンクグループ<9984>傘下の米通信大手のスプリントとTモバイルUSとの経営統合が再びご破算になった。理由はTモバイルUSの親会社・ドイツテレコムの頑強な抵抗。国内経済界からは「今回ばかりは相手が悪かった」との同情の声が聞こえてくる。過去に日本の自動車メーカーもドイツ企業には、さんざん煮え湯を飲まされてきたたからだ。
再編の流れが続くドラッグストア業界では医薬品や化粧品だけではなく、食料品などにも力を入れ始めています。その一つであるドラッグストア大手のツルハホールディングス<3391>は、積極的なM&Aで業界首位に躍り出ます。