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【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中

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飯田グループHDのシンボルマーク

設計とアフターサービスは個社対応

足元の業績はどうか。2月13日に発表した2017年4~12月期(第3四半期)は売上高が前年同期比7.8%増の9456億円(計画比3.1%減)、営業利益が同8.2%減の781億円(同9.3%減)と、計画ベースで苦戦中。もっとも販売数は戸建分譲3万1360戸、マンション分譲907戸、注文住宅2351戸の合計3万4618戸で、主力の戸建分譲を主体に前年同期比2582戸増やし、いぜん好調を維持している。戸建在庫は2万8387戸と前年12月末比2888戸増だが、これは計画内としている。

HD傘下6社はいずれも本社を東京都に構える。一建設は練馬区、アイディホームは新宿区、飯田産業は武蔵野市、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワンの3社は西東京市に集中する。戸建分譲を年間1万戸以上販売するのは一建設とアーネストワンで、両社は全国に展開している。タクトホームは都心部が主力地盤。東栄住宅は比較的高めの価格帯に軸足を置く。土地仕入れや資材調達、施工などはグループ内で共通化しているが、設計とアフターサービスは個社対応が基本だ。

各社の戦略の違いは平均売価にも表れている。アーネストワンとアイディホームが2400万円前後、一建設が2600万円台、タクトホームが2800万円台、飯田産業が3200万円、東栄住宅が3400万円といった具合だ。

沿革と主なM&A
1967 飯田建設工業(現:一建設)を設立
1976 東栄住宅(1951年設立)を子会社化
1977 不動産分譲子会社として飯田産業を設立
1981 伏見建設工業(現アーネストワン)を設立
1985 飯田産業がタクトホーム(1984年設立)を子会社化
1994 タクトホームの株式を売却し、資本関係を解消
1995 伏見建設工業の株式を売却し、資本関係を解消
アイディホームを設立
東栄産業、飯田産業の株式を売却し、資本関係を解消
2013 一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームを経営統合し、共同持ち株会社「飯田グループホールディングス」を設立
2014 集成材製造やプレカット加工のファーストウッド(福井市)を子会社化
2016 伊藤忠ウインドウズ(現IGウインドウズ、東京都中央区)を子会社化
飯田産業がユニバーサルホーム(東京都中央区)を子会社化
2017 一建設がクリエートコーポレーション(前橋市)を子会社化

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