足元の業績はどうか。2月13日に発表した2017年4~12月期(第3四半期)は売上高が前年同期比7.8%増の9456億円(計画比3.1%減)、営業利益が同8.2%減の781億円(同9.3%減)と、計画ベースで苦戦中。もっとも販売数は戸建分譲3万1360戸、マンション分譲907戸、注文住宅2351戸の合計3万4618戸で、主力の戸建分譲を主体に前年同期比2582戸増やし、いぜん好調を維持している。戸建在庫は2万8387戸と前年12月末比2888戸増だが、これは計画内としている...
2018年4月、桧家ホールディングスが「ヒノキヤグループ」に社名変更した。これに先立つ同年3月、同社は東証一部に上場している。創業からわずか30年で押しも押されもせぬ注文住宅会社となったヒノキヤグループ。急成長の原動力となったのはM&Aだった。
ヨシムラ・フード・ホールディングスが中小食品会社を次々に傘下に収めている。食品業界に特化して、経営に行き詰まった企業のM&Aを繰り返し、グループで相互補完・相互成長する独自のビジネスモデルを作り上げた。躍進を遂げる同社を要ウオッチ!
東レがM&Aと設備投資を積極化させている。スマートフォンや電気自動車向けのリチウムイオン電池と、航空機や自動車向けの炭素繊維の需要拡大に対応した措置。2020年3月期には2兆7000億円の売上高を目指す。