足元の業績はどうか。2月13日に発表した2017年4~12月期(第3四半期)は売上高が前年同期比7.8%増の9456億円(計画比3.1%減)、営業利益が同8.2%減の781億円(同9.3%減)と、計画ベースで苦戦中。もっとも販売数は戸建分譲3万1360戸、マンション分譲907戸、注文住宅2351戸の合計3万4618戸で、主力の戸建分譲を主体に前年同期比2582戸増やし、いぜん好調を維持している。戸建在庫は2万8387戸と前年12月末比2888戸増だが、これは計画内としている...
業績の低迷が続く日本エンタープライズ。M&Aで成長してきた同社は、再びM&AでB2CからB2Bへの方向転換を図る。