国内住宅市場が人口・世帯減に伴い縮小に向かうと予想される中、着々と準備が進んでいるのが海外事業だ。その一つがロシア沿海部での展開で、2014年、ウラジオストクに子会社「ファーストウッドプリモリエ」を設立。住宅用部材の加工工場を建設し、日本に供給することを想定しているとみられる。2017年、同市内では注文住宅のモデルハウス2棟を完成したほか、集合住宅(全172戸)の販売に着手した...
2018年4月、桧家ホールディングスが「ヒノキヤグループ」に社名変更した。これに先立つ同年3月、同社は東証一部に上場している。創業からわずか30年で押しも押されもせぬ注文住宅会社となったヒノキヤグループ。急成長の原動力となったのはM&Aだった。
ヨシムラ・フード・ホールディングスが中小食品会社を次々に傘下に収めている。食品業界に特化して、経営に行き詰まった企業のM&Aを繰り返し、グループで相互補完・相互成長する独自のビジネスモデルを作り上げた。躍進を遂げる同社を要ウオッチ!
東レがM&Aと設備投資を積極化させている。スマートフォンや電気自動車向けのリチウムイオン電池と、航空機や自動車向けの炭素繊維の需要拡大に対応した措置。2020年3月期には2兆7000億円の売上高を目指す。