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【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中

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飯田グループHDのシンボルマーク

ロシア、米国、アジアで海外展開の布石づくりが着々

国内住宅市場が人口・世帯減に伴い縮小に向かうと予想される中、着々と準備が進んでいるのが海外事業だ。その一つがロシア沿海部での展開で、2014年、ウラジオストクに子会社「ファーストウッドプリモリエ」を設立。住宅用部材の加工工場を建設し、日本に供給することを想定しているとみられる。2017年、同市内では注文住宅のモデルハウス2棟を完成したほか、集合住宅(全172戸)の販売に着手した。

米国ではジョージア州アトランタで分譲戸建住宅の販売を始めたのに続き、カリフォルニア州サンディエゴで賃貸用複合高層ビルを計画中。インドネシアでは2017年10月、現地企業と合弁会社を設立し、戸建分譲住宅事業の展開に乗り出す構えだ。フィリピンではグループの東栄住宅が2014年、マニラ郊外にCAD作図拠点を開設したほか、現地にRC(鉄筋コンクリート)造りの住宅試験棟を建設するなど将来の布石づくりに余念がない。

国内では中古住宅リフォームなどストック市場が有望視される。海外では新興国の経済発展による都市開発、住宅需要の拡大が見込まれる。国内外で新たな事業領域を取り込み、持続的な成長ステージに踏み出すためにはM&Aが改めて有力な選択肢となってこよう。

“司令塔”である飯田グループHDの本社が入るビル(東京・西新宿)


文:M&A Online編集部

この記事は企業の有価証券報告書など公開資料、また各種報道などをもとにまとめています。

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