飯田グループHD傘下の中核企業は一建設。グループの創業者・故飯田一男氏(1938~2013年)が1967年に設立した飯田建設工業(2004年に現社名に変更)に始まる。一建設以外の各社も設立の際などに飯田氏が何らかのかかわりを持つ。東栄住宅は1951年設立だが、1976年に当時の飯田建設工業が買収した会社。一建設をはじめ、各社は「飯田門下」として緩やかにグループを形成しながらも、それぞれが独立経営を推し進めた。
最初に上場したのは1999年の東栄住宅...
2018年4月、桧家ホールディングスが「ヒノキヤグループ」に社名変更した。これに先立つ同年3月、同社は東証一部に上場している。創業からわずか30年で押しも押されもせぬ注文住宅会社となったヒノキヤグループ。急成長の原動力となったのはM&Aだった。
ヨシムラ・フード・ホールディングスが中小食品会社を次々に傘下に収めている。食品業界に特化して、経営に行き詰まった企業のM&Aを繰り返し、グループで相互補完・相互成長する独自のビジネスモデルを作り上げた。躍進を遂げる同社を要ウオッチ!
東レがM&Aと設備投資を積極化させている。スマートフォンや電気自動車向けのリチウムイオン電池と、航空機や自動車向けの炭素繊維の需要拡大に対応した措置。2020年3月期には2兆7000億円の売上高を目指す。