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【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中
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飯田グループホールディングスは8日、ロシア最大級の林産企業を傘下に置く持ち株会社のRussia Forest Products(BVI)Limited(RFP、英領バージン諸島。売上高231億円、営業利益9億6200万円、純資産△178億円)の株式75%を取得し、子会社化すると発表した。木材の安定的な調達体制を確立し、中核である戸建分譲事業の競争力向上につなげる。株式取得と第三者割当増資引き受けの対価と飯田グループからの融資予定額を合わせ、取得価額は約600億円(5億2500万ドル)。ロシア政府当局から必要な許認可を7日付で得た。取得予定は2022年1月中旬。
飯田グループは戸建分譲で約3割の国内販売シェアを持つ業界大手で、年間4万6000戸以上を供給する。RFPはロシア極東のハバロフスク地方に約400万ヘクタール(九州の約1.08倍)の林区を持つ。年間原木伐採量は170万立方メートルで、これは飯田グループが年間に供給する住宅の木材使用量(原木換算)に相当するという。
木材をめぐっては今年、世界的な需要の高まりを背景に「ウッドショック」と呼ばれる価格急騰が起こり、輸入材に頼る住宅業界は深刻な打撃を受けている。飯田グループはRFPを傘下に迎えることで、需給ひっ迫や市況変動に影響されることなく、安定的で永続的な木材の調達が可能になると判断した。また、木材加工ノウハウを移転し、建材事業の高付加価値化も期待している。
2022/01/07
取得予定日が2022年1月14日に決定したと発表。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2014年4月7日 |
ファーストウッド(株)
|
個人株主9名
|
794
|
||||
2 |
2021年12月8日 |
Russia Forest Products(BVI)Limited
|
Amarudo Holdings Limitedほか2社
|
60,000
|