ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

【飯田グループホールディングス】6社統合から5年「戸建分譲・日本一」を快走中

alt
飯田グループHDのシンボルマーク

統合を機に活発化するM&A

2013年の経営統合後、活発になっているのがM&Aの取り組みだ。その翌年5月、住宅資材のプレカットや集成材の製造を手がけるファーストウッド(福井市)を傘下に収めた。同社にはもともと24%を出資し、緊密な関係にあったが、子会社化により、グループへの安定的・効率的な資材供給が可能になると判断した。本社工場のほか、大野工場(福井県大野市)、真岡工場(栃木県真岡市)があり、日本最大級の木材加工能力を備える。ファーストウッドは2018年3月、青森県六戸町に単板積層材(LVL)を製造する新会社「青森プライウッド」を設立する計画を発表したばかり。

2016年7月には、複層ガラスメーカーの伊藤忠ウインドウズ(現IGウインドウズ。東京都中央区)を子会社化した。同社は群馬、大阪、福岡に3工場を持つ。続いて同年12月、HD傘下の飯田産業が注文住宅を全国展開するユニバーサルホーム(東京都中央区)の株式74%を取得し、子会社化した。2017年5月には、一建設が不動産管理のクリエートコーポレーション(前橋市)を子会社化するなど、傘下各社の戦略に応じたM&Aも行われている。

2018年4月1日付であるグループ内再編があった。これまで飯田産業の子会社だった住宅販売会社の飯田ホームトレードセンターを、飯田グループHDが吸収し、HD直接の子会社に切り替えた。グループ全体で供給する年間約4万5000物件の大部分は、グループ外の仲介会社や販売会社に販売を委ねている。適正な収益率と在庫回転率を達成するためには「グループ内にも一部販売機能を持つ必要がある」として、今後、グループ各社から人材を集め、強力な販売部隊として育成する。現在、飯田ホームトレードセンターによるグループ販売物件の取り扱いは2~3%にとどまるが、将来的に30%程度を目指す。

飯田グループにおける横断的な販売会社の役割を担う飯田ホームトレードセンター(東京都武蔵野市)

NEXT STORY

ついにルノーに丸ごと食われてしまう日産自動車

ついにルノーに丸ごと食われてしまう日産自動車

2018/04/05

仏ルノーと日産自動車が合併し、経営統合後の新会社を上場することを協議しているようです。ゴーン氏率いる仏ルノーが合併に前のめりなのは、何故でしょうか。