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【出光興産】創業家が反対する経営統合は、飛躍の起爆剤となりえるか

※この記事は公開から1年以上経っています。
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出光興産の創業家は昭和シェル石油との経営統合にNo(ノー)を示す

 それぞれの時期に分けて、当時の状況を振り返っていきたい。

 M&Aを推進していた第1段階の前の話になるが、戦後から高度経済成長期の1960年代にかけては石油の生産調整が実施され、規模の拡大を求めづらい時期にあった。その後、生産調整が解除されてから、製油所への投資が続くことになる。

 さらにその後、オイルショックを経て石油代替エネルギーとして、石炭、ウラン、地熱への投資を行うことになる...

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