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【ブリヂストン】米国で2度の大型M&A 苦難乗り越え高収益体質を構築

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陳列されたタイヤ

②米バンダグを1200億円で買収(2006年)

 ファイアストン買収の次にブリヂストンがM&Aを行ったのは19年後の2007年。米国リトレッド事業最大手のバンダグ社を子会社化した。そのM&Aの背景には新品タイヤの値崩れによる利益率の低下があった。2000年代前半、売上高は順調に右肩上がりになっているものの、純利益は2005年から2006年にかけて半分以下に減少。当時タイヤのコモディティ化が進んでおり、ブランド価値を高めることによる高価格の維持は難しい状況にあった...

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